日本脳炎 Japanese Encephalitis
- 日本脳炎ウイルスから起こった急性脳膜脳炎です。脳・脊柱・脳膜が影響されます。潜伏期間潛伏期 5~ 15 日、あまり症状が出ません。1 %以下の感染者は臨床症状が発生します。
- 最初は発熱・下痢・頭痛・吐くなどが起きます。症状が軽い患者は無菌性脳膜炎または原因不明の発熱です。重症者は意識状態変わり・全身無力・高熱・神経障害・意識不明、死亡に至る恐れがあります。
- 台湾の発症者は主に40~60歳の成年者です。現在抗ウイルス薬がなく治療できません。感染されると対症療法の症状緩和しかできません。致死率は20~30%、約 30 % ~ 50 %の生存者は神経性または精神性後遺症が残ります。
- 台灣でコガタアカイエカ・Culex annulusとシロハシイエカは主要の伝染媒介です。流行季節は5 ~ 10 月で、ピークは 6 ~ 7 月です。人獣共通感染症で豚と水禽は主要増幅宿主です。ウイルスは宿主の体内に増幅された後、媒介の蚊に刺すと、その蚊は感染力を持ち、人間に伝染する可能性があります。媒介蚊の活動ピークは早朝と夕方です。ウイルスは人体に活動の時間が短く、濃度が低いので、人間から人間への伝染が発生しません。
予防方法
- 日本脳炎ワクチンを接種します。
- 早朝と夕方の時に、豚小屋・家畜小屋・池などに近づかないでください。
- 浅い色の長袖服装を着用し、肌が露出した箇所に蚊よけ剤を塗ってください。
- 生活環境に網戸・蚊帳・蚊取り器などの防蚊措置を用意してください。
ワクチン接種について
現在年中日本脳炎の予防接種を承ります。我が国は2017年5月から細胞培養プロセスで製造された活性減毒日本脳炎ワクチンに変更しました。
下記の人は実費で日本脳炎ワクチンを1回接種することをお勧めです:
- 接種しない・接種不完全・ワクチンの保護効果が落ちた人。
- 日本脳炎感染地域(アジアはシベリアから、日本・台湾・フィリピン・マレーシア・インドネシア・オーストラリア間の西太平洋諸島、及び韓国から中国・ネパール・インドシナ半島・インド・スリランカ間の東アジア地域)。
ワクチン接種禁忌
- ワクチンの成分に重いアレルギー症状が発生した人・原発性または後天性免疫不全の患者(化学治療を受ける人・14日以上に高量全身性副腎皮質ホルモン使用を含む)・ヒト免疫不全ウイルス感染者・妊娠と哺乳者は、活性減毒日本腦炎ワクチンをしばらく接種しないでください。
接種後の可能副作用とワクチン反応
- 主に注射箇所の痛み・発赤・腫れです。少数の人は接種後の 3 ~ 7 日中に軽いあるいは中度の筋無力・筋肉痛・怒りやすい・食欲不振・発熱・頭痛などの症状が起こします。数日間に回復します。
- 重いアレルギー・昏睡・痙攣などの症状が非常に珍しいです。以上の症状が改善ざれない場合に早めに診療をうけてください。医師から衛生関連機構に通報する様伝えてください。
注意事項
- ワクチンを接種した後に少し休んで、30分を観察してください。症状が起こらないと確認した後に帰ります。
- 日本脳炎ワクチンを接種した後の1か月中に、妊娠を避けてください。
- 日本脳炎ワクチンは活性減毒ワクチンなので、他の活性減毒ワクチン(水ぼうそうワクチンなど)と一緒に接種したいときに、違い箇所に同時に接種してください。あるいは4週間以上の間隔を取ってください。